実は私、恋するセミなんです…。

ミーンミーーン・・・・・・・。
鳴き声が、そのまま名前になった、「ミンミン蝉」。
ところが、鎌倉時代には、「見う見う」と聞かれたという。
現代語に訳すと、会いたい、会いたい。
短い命を、恋に焦がれて鳴きとおす蝉。
はたして、めぐり会えたのだろうか。
見う、見う・・・・・・・。
銀座の夏の夜空に、祈りのようにこだまする。
あなたさまに、見う、見う・・・・・・・!!!!!