とはいってもそうそう悲観的にならないのが工藤ちゃんのいいところ。
はっはっはっーとお母様とMにまあまあそのうちそのうち・・・。
学生時代から知っているMは私がこと恋に関してはうといというか臆病なので心配しているのである。
その内気な工藤ちゃんが同じバイト先の彼にまわりに盛り上げられやっとこさ勇気をもって告白したことがあった。
OKの返事をもらったときはみんなに祝福され、私はこの人のお嫁になると信じて疑わなかった。
見事恋を実らせた工藤ちゃんかと思いきや、デートを1回しただけで前の彼女が忘れられないと1週間後に手紙で別れを告げられた時はMにおいおい泣きついてしまった。
今も変わらないが純情だったのである。
これは会うたびに言われ今となっては笑い話であるがその時は本当に必死だった。
でも時の流れが傷ついた私を癒し、そしてまた新しい恋が始まると悲しく切ない失恋も嘘のように美しい思い出として自分の中に受けとめることができる。
人は本当の恋はせいぜい一生に3回できるかできないかだという。
始めてのキスをしてしばらくご飯が喉を通らなくなったり、宇崎竜童の”身も心も”を聞いて涙を流したり女にとって恋話は尽きないもの。
女3人で話し初め、最後にこれからとそのうちは幽霊と一緒と念を押されよい時間になったようでおやすみなさい。
月別: 2000年9月
あぁ、花のお年頃工藤ちゃん27歳の未来は?!in~愛媛~Part.23
どうしてなんだろう、なぜなんだろう。
私はそんなに男の影がないのだろうか。
私はお母様にはそんなこと一言も言っておらずどうしてそう決めつけられるのかよくわからない。
愛媛に来てまでこうも決めつけられると工藤ちゃん本当にショックなのである。
お客様にもよく言われるんです。
そう、このメールを読んでいるあなたです、あなた!!(一部の方を除く)
私がいるかもしれないじゃないっていってもいや君はいないと断定される。
私のお父さん的存在のお客様なんかあまりに不憫に思っているのかお見合い話しまで持ってくる始末。(本当の話しである)
私がいるとかいないとか全く言ってないのにである。
どうして?
めちゃめちゃ恋してるってのにね!!
なーんてね!!
やはり乾いた2年と8ヶ月のオーラが出てしまっているのであろうか。
事実は隠せないものなのであろうか・・・。
悔しいので30歳で子供を産むことを目標に工藤ちゃんの密かな野望が設立した。
その前に婿探し、婿探し!!
お母様の大暴走!in~愛媛~Part.22
ノリノリのお母様にのほほんのお父様。
愛媛の方言では”じゃけん”がよく飛び交い九州と広島と関西弁の融合といった感じでついついつられてしまう。
しかもお母様ったら早口で一人漫才をきいているようだ。
甲子園では青森と愛媛が初戦対戦するということで話しが盛り上がり盛り上がりついでにお母様がオセロをやろうといいだした。
お母様曰くおとうちゃんも息子もMちゃんも弱くて相手にならんのよですって。
えーでもオセロでしょ、角さえとればいいのよね。
と私は最初に角とり工藤ちゃんリードリード。
余裕余裕!!と楽観視していたが徐々に雲行きは危うくなり工藤ちゃんマジになる。
げっ!!
そう来る!?
終盤戦まさかまさかの大どんでん返し!!
私が弱いのかお母様が強いのか負けてしまった。
うー悔しいーーーーー!!
まさか負けるとは思っていなかったので工藤ちゃんショックから立ち直れずもう1回。
熱くなる。
愛媛でオセロにこんなに熱くなるとは想像もしていなかった。
お母様強し!!
またまた敗れてしまいショックを隠せない工藤ちゃん。
終わったと思ったら”友ちゃんええ人おらんのかね、はよ子供産まんとあかんよ”
奈落の底に落とされた・・・。
まさかまさかの訪ね人。in~愛媛~Part.21
お腹すいたーとバッタリ倒れこんだ4人である。
しばらくゴロゴロしていると・・・。
ドヤドヤと誰かが入ってきた。
はっ初めまして!!
近くに住んでいるだんなのお父様お母様がいらっしゃったのだ。
東京からわざわざ娘っ子が来るということで見に来たらしい。
いやあ、よく来たねーとお寿司の出前とお母様特性の唐揚でビールで乾杯!!
Mのふふふに度肝を抜かれた。
しかし100人のお父さんが集まってだんなのお父さんを選べといったら間違いなくこのお父様を選ぶというぐらい似ている。
ハンコをついたみたいというか金太郎飴!!
だんなの行く末をまさに見せつけられてしまった。
お父様はとってもおだやかな方でだんなは性格まで似たのであろう。
それに比べまあお母様はよくしゃべる。
ホント機関銃である。
男の子は母に似た人をお嫁さんにすると聞いたことがあるがまさにその典型的な例なのであろうか・・・。
工藤ちゃんの秘密。in~愛媛~Part.20
いやあ、参った参った。
後のことを考えていなかった。
えーい!!
後のこと考えて遊べるかいっっ!!
と開き直りつつ冷たーいとふきふき。
それなのにそれなのにホント子供というのは悪気がないというか無邪気というか親の心子知らずじゃないけどおねえーちゃんとペタペタくっついてくる。
でもよかったー。
勝負下着で・・・。
どうして愛媛で勝負下着かって?!
このうら若き乙女が日照りの激しい日々を送り2年8ヶ月。
いつどうなってもいいようにと毎日毎日仕込みはかかさない。
なーんてね。
とはいっても小心者の工藤ちゃん。
なんだかんだいいながら指をくわえて見てるのよね・・・。
さて一同は思いっきり遊んでお腹がグー。
今日のご飯は何かなーとMはふふふ、内緒と言った。
うっなんか怖い・・・。。
私は避暑地のお嬢様、のはずだったが…。in~愛媛~Part.19
ハッ!!
自分の世界に入っていた私に工藤ちゃーんとM親子が手を振ってきた。
おいでよと呼んでいる。
おいでよって言われたって・・・。
だんながトコトコやってきてちょっと行ってくればって。
ホント!!ラッキー!!ウレピー!!
浅いので単パンでOK!!OK!!
工藤ちゃん大ハシャギで30cmのプールにジャボジャボジャボ。
キャー気持ちEー!!
工藤ちゃん3、4年ぶりぐらいのプールに子供になってしまう。
彩ちゃんとキャッキャッ!!
Mがおもしろがって水をかけてくる。
私も我を忘れてギャーギャーやってしまった。
彩ちゃんのビキニの水着が上に上がってしまいかわいいおっぱいでちゃってちょっぴりエッチ。
彩ちゃんエッチでちゅねーなんていってたけど人のこと言えない工藤ちゃんになっていた。
周りからの水しぶきも加わりTシャツが濡れてスケスケ。
水着より恥ずかしくエロチズムなこの姿。
あっお食事中の方はごめんなさい。
目の前をある物体が…。in~愛媛~Part.18
とにかく気になる。
私の前を行ったり来たりするおっちゃんの水着が落ちそうでどうも目がそこへいってしまう・・・。
だってホントにほとんど半尻状態なんだもん。
割れ目が見えちゃってそれでいて私の目の前を行ったり来たり・・・。
プールに上がったり入ったり落ちるか落ちないか心配で心配で・・・。
このおっちゃん意識して見えそうで見えない人間の欲望を手玉にとっているのかそれともただ単にパンツのゴムがゆるいのかどちらでもいいがまあできればおっちゃんのは見たくない。
でも気になって・・・。
気分を変えようと目先はM親子のもとに。
パパもママも彩ちゃんもホントに楽しそう。
いい顔してる。
幸せそうでよかった、よかった。
こんなことを考えるのは不謹慎だけど人の心って常に変わるもの。
残念だけど女の美と男の浮気に永遠は求められず。
この先どうなるのか誰にもわからない。
でもとにかく二人、今のこの瞬間を忘れないでいてほしいと思う。
そうしたらこの先何があってもきっとお互い優しくなれると思うから・・・。
神様お願い、どうか二人をこのまま見守っててね、私はそんな面持ちでM親子のまぶしすぎるこの瞬間を見ていた。
見張り番とは非常に酷なものである…。in~愛媛~Part.17
混んでいる。
続々と詰め寄せる人人人。
子供10円、大人60円の入場料。
さすが田舎の市民プール。
でもなかなか規模が大きくてすごく浅いプール、小学生用プール、大人用プールとあってどこも大盛況!!
その上大きな滑り台があってあー私もすべりだい!!
彩ちゃんはビキニの水着に着替え、子供を産んでるのにスレンダーなM。
うっお主やるな。
うらやましい・・・。
産んでない私のほうがママ体型?!
うーん・・・。
さて当の私はTシャツに短パン、パラソルの下で荷物の見張番。
M夫妻と彩ちゃんは浅いプールへ飛んでいってしまった。
最初は避暑地のお嬢様に徹していたが、うー入りたい!!
私もプールに入りたい!!
なんて開放的!!
なんて気持ち良さそう!!
天気がよくて途中買ったミネラルウォーターをやけ飲みする工藤ちゃんでありました。。
工藤ちゃん水着になる?!in~愛媛~Part.16
昨日昼寝をしたというのにお昼過ぎまで寝てしまった。
下へ降りていくと彩ちゃんが待ってましたとばかりに飛びついてくる。
ううっかわいい!!
3人は雁首そろえて待っていた。
Mが疲れてたねと起こさないでくれたようだ。
Mの心遣いに感謝。
軽い朝食を食べさせてもらいテレビをみてのんびりしていた。
さて今回の旅の目的はただたんにM夫妻と彩ちゃんに会いたかったこと。
だからなーんにもすることがない。
観光といっても見るところがない!!らしい・・・。
そこでみんなでプールへいこうとなった。
げっ!!
ここ数年水着姿はさらしていない。
それって凶器である。
罪である。
工藤ちゃんのナイス!?バデェをお披露目してしまったら違う意味で人が倒れるかもしれない。
水着を用意していなかったということもあるしいきなりプールといわれても心の準備が・・・。
ということで私はただの引率者に徹し、近くの市民プールへとでかける・・・。
貧乏万歳!!in~愛媛~Part.15
お腹一杯満足満足。
一同は食欲を満たされまったり。
彩ちゃんだけが元気に走り回っている。
とにかく時間がゆっくり流れるんです。
同じ日本なのに都会と田舎の時間の経過がこうも違うのかと思ってしまうんです。
私にとってはホント久しぶりに何もしないで時が過ぎるのを想像し、都会の疲れを癒してくれるだろうと期待していた。
が、間違っていた。
くどおーおねーちゃんはすっかり彩ちゃんのおもちゃになってしまった。
そんな元気な彩ちゃんも9時になったら寝てしまった。
おやすみ彩ちゃんまた明日。
ここからは大人の時間?!
といっても結局昔話に花を咲かせあいつはどーしたこーした、あのときはよかったとビールに枝豆で居酒屋状態。
最後は貧乏話で盛り上がってしまった。
ホントに学生時代は貧乏でした。(今もあんまりかわらないけど・・・。)
魚や一丁のでかい卵焼きをむさぼりたべたこと、バイト先のまかないが楽しみでそのために仕事を早く終わらせようとみんなでがんばったこと、バイトがない日はみかん1個とお水だけで暮らしていたこと、風呂なしトイレ共同の4畳半のあのせまいMy富士見荘にみんなで集まってどんちゃんしてとなりの親父に怒鳴られたこと、銭湯通いでいつも神田川をしていたこと、etc・・・。
貧乏だったけど楽しかった学生時代。
話しは尽きぬが宴もたけなわで12時過ぎには3人ノックアウト。
私は2階へ上がり横になるが前が田んぼで後ろが畑のH家。
かえるや虫がうるさいほど鳴いている。
窓を開けて扇風機の風に夢見ごごちな工藤ちゃん、車中の彩ちゃんとのかえるの歌をここでライブで聞けるとは・・・。
かえるの歌が聞こえてくるよ・・・ゲロゲロ・・・NNNNNNN・・・。